コラム 2021 1/28

「スモークチーズ」という商品。ただ作って販売するだけなら、どこにだってあるモノと変わらない。しかし、この製品を通して「生活」や「生き方」というところまでコマを進めたらどうだろう。

「そんな大袈裟な」と思う人がいたり、

「何で?」と思う人がいたりする。

世の中の人々は、楽しむ為にいろいろな生き方を選択する事ができる。

バイクが好きな人、車が好きな人、寝るのが好きな人、仕事が好きな人。

そして、近い未来にこんな事をしたいという夢を見る自由だって持っている。

それは完璧ではないけれど、僕らは夢を持っていい時代に生きている。

ラルフローレンはネクタイの行商から始まり、ニューヨークの古びた建物で店舗を構えようとした時、税理士から始まり大半の人から反対されたという。

緻密な市場調査よりも、それをやっている人達にどれだけの魅力が備わっているか。

僕はそこが一番重要だと思う。

市場調査すればするほど同じような店が増え、街はつまらなくなる。

もっと自由に、そして目の前にある壁を打ち破れるかどうか。

その壁は過去の前例だったり、当たり前という考えだったりする事が多い。

昨日事務所で数人で話した今後の展開には、「食品事業だから」という考えは全くなく自分たちのやりたい事を皆さんに喜んでもらえるようにやるという考えだ。

オンラインストアでは早ければ3月頃からそんな事を始めます。

コラム 2020 12/16

PEACEFUL ACTION SOCIETYに続き、2021年にはあと2つの事業を立ち上げる予定だ。

どの計画も「少しずつ」がポイントになる。

時間をゆっくりかけて熟成させていきたい。

種まきと同じように、来年種をまき少しずつ広げていければと思う。

コロナウィルスが流行する事により秩序の変更、あるいは世の中のルール変更という事に直面した。

慌てて何かをするのではなく、この計画はかねてから考えていた計画だ。

新しい事を考える時、もちろん良く考え、リサーチもするけれども

考えてばかりいるよりも、大きなリスクが無いのであれば最初の一歩を踏み出してしまった方がいい。

考えてばかりいると、「あれは無理だ、これは無理だ」となるからである。

そして、独自性のある何かを立ち上げようとするならば

ネットで検索しても何も得られないのだ。

何も得られないからこそ、自分たちがやる必要がある。

未知の領域の何かを体系化して分かりやすくする事ができれば、そのジャンルでの第一人者になれるのだと思う。

ジェネレーションX世代のジョンレノンのように言われ、そして僕が最も尊敬するミュージシャンKurt Cobain。27歳で自殺(他殺なのかもしれない)生きていれば僕と同じ歳だ。この動画MTVアンプラグドを終え、間も無く他界する。最後のシャウトは違う周波数が同時に発声されていて長く修行を積んだ僧侶にしか出せない声だという記事をどこかで読んだ。その生い立ちやストリー、シアトルでレコードレーベル・サブポップと契約するまでや、その後の事。本人でなければ解らない心境など含め、その病んだ魂の叫びに心を奪われる。

余談

明日12月17日、朝チャンにて三島市にある日家さんが展開するMISHIMA VEGE BEER WILD BOXが紹介されます。このギフトボックスに弊社スモークチーズもセットされておりますので、詳しく知りたい方は明日朝TBS朝チャンをご覧下さいませ。日家さん登場は7時15分頃からだそうです。日家さんホームページ>>

コラム 2020 12/15

全く違うアプローチっていうのが好きだ。この業種だからこうしなきゃいけないとか

このジャンルだからこうしなきゃいけないなんて勝手な思い込みだと思う。

誰が決めたのか知らないが、そういう「こうしなきゃいけない」が世の中には溢れている。

そういうモノを打ち破るというよりも、もっとやりたいようにやっていくのが

一番自分らしいことじゃないだろうか。

思いがけない場所に出現する違和感。シュールレアリズムの手法でデペイズマン(フランス語)という。

当たり前の場所に当たり前の物があっても、それは目立たないし主張もない。

ポップを付けて分かりやすくしようとすれば、するほど当たり前になってしまう。

あり得ない場所に、あり得ない物が出現して初めて人から認知される。

そしてそれには考え方や主張、それを行う人の生き方が反映されていなければならないと思う。

そうすると少しずつ人生が回転し始める。

ノエル・ファッキン兄貴のビートルズCOVER。LET IT BEやらIMAGINの歌詞みたいなものは知っている方も多いと思うけれど、こうやって観るとまた違う印象を感じる。

コラム 2020 12/9

若い時の鋭い輝きと、50を過ぎてからの錆び付いたような美しさ。

そういうのを感じるようになった。

自分自身が50を過ぎてからどんなモノを発する事ができるか。

そういう事を考える年代だ。

昔の自分自身が最も輝いていた頃とは違う、揺るぎのない自分自身が出てくる年代。

「昔はこうだった」そういう言葉が出てくるけれども

それは、そこで自分自身が止まっている証拠なんだと思う。

年齢を聞かれると冗談で27歳と答えるんだけれども

その頃と気持ちは全く変わっていない。

「やってやるぜ」と思っていた27歳の頃

「俺ならできる」と思う53歳。これだけの違いだ。

昨日は久しぶりにお取引先の酪農王国オラッチェさんよりエプロンのご注文を頂き制作していた。

昔の、あの頃を思い出しながら、一枚一枚手作業でプリントしていく。

全く同じ作業をしながら、あの頃はこうだったと思い出しながら制作した。

「これをやりたい」という気持ち、アイディアが溢れてくる時期があって、

僕にとって今がその時だ。毎日沢山の人に会い沢山のことを進めていく中で、

伊豆の里山にある山荘をどう使うかのプランを中心に、

PEACEFUL ACTIONの事、新規サテライト店の計画、無理のない生産管理などを考えている。

どうやったらスタッフ全員が自分の得意とする分野を仕事に活かして充実した仕事を進めていけるか。

最も重要で一番難しいと感じる部分だ。

若い頃とは違う力。映画や音楽を見ていてそういうことを感じたりする機会が増え、そんなふうに経験を重ねていけたらと思う。

コラム 2020 12/8

あれから確か40年。果たして世界は少しでも良くなったのだろうかと考える。

ジョンレノンが暗殺された日、12月8日。

平和主義を掲げる裏側で、ジョンレノンはFBIだったか、CIAだったかは忘れたが

革命家としてマークされていたと聞いた。

僕が新しく立ち上げようとしているピースフルアクションソサエティとして

今日からある告知をした。

この告知を今日する事に意味があると思ったのだ。

ミツマル燻製所として、MITSUMARU MOUNTAIN COFFEEという名義で行っている

コーヒースタンドにて、医療従事者の方々にコーヒーを無料で提供する事と、

募金箱を設置して、集まった全額を日本医師会に寄付するという小さな活動だ。

コーヒースタンドは静岡県小山町の道の駅すばしりで場所をお借りしているのだが

チェーン店でもない小さなコーヒースタンドにできる事はものすごく小さな力だ。

それでもやってみる事に意味があると思う。

そしてPEACEFUL ACTION SOCIETYの活動範囲も少しずつ広げていきたい。

スローガンは「あなたは傍観者ではなく参加者なのです」

世の中を少しでも平和的に前進させる活動、来年は小さな催しも行う予定だ。

(活動内容は後日ホームページを立ち上げます。現在はインスタグラムのみ)

かつてNIRVANAがロックの復活、OASISは歌の復活と言われていた。ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの兄弟が繰り広げる、兄弟での大喧嘩が僕は好きだ。ライヴにも何度か足を運んだ。CDの音源よりも歪んでいる音は心地よい。曲の間はノエルがアンプやエフェクターのセッテイングをするので無音、無言状態になる時があるがそれがまた良かった。いつ始まるかわからない兄弟喧嘩、その緊張感が僕は好きだった。ビートルズと比較されがちだったOASIS、復活は無いのかもしれないがまた生でみる事ができたらと思う。

コラム 2020 11/25

11月の3連休が終わると、次は年末年始の準備に取り掛かる。

通常の業務を行いながら、新しいプロジェクトの準備にも着手し

来年2月から5月にはご報告できる段取りで進めている。

コロナウィルスの影響により、考えさせられる事が沢山あり

将来やろうと思っていたことを前倒ししていく傾向にある。

業種や、生活のしかたで感じ方は様々だと思うのだが、

今年、世界は新しい秩序へと進んだのではないだろうか。

秩序の変更という事は、ある意味ルール変更であり

そこに沿う事ができなければ淘汰されてしまう。

弊社で言えば、コロナウイルスによって試食販売の禁止が決まった瞬間に

販売方法の変更を考えていかなければならない。

「いつかまた試食販売が再開できる」という事を考えるのではなく

何が起きても困らない体系を作り上げる段階なのだと思う。

世界に生存している数の人の分だけ様々なタイムラインがあり

何を選択するか、何を選び行動するかで

出会う人も、生き方も変わると僕は思っている。

弊社としては、「絶対勝つ」のではなく「負けない方法」を考え

進んでいく事にする。

好きな音というのがあって、そこに緊張感が加わりできるだけシンプルな構造になっているものが僕は好きなんだと思う。洋楽とか邦楽のような分け方は僕の中にはなく新しい事が見える曲や人を好みます。それは音楽だけでなくモノや商売のあり方についても同じ何だなと感じています。

コラム 2020 11/20

先日少し触れたあるプロジェクトに関して、昨日中小企業庁の方と話し合いをした。

プロジェクトの内容は、まだ公開できる状態ではないが

協力して頂ける方が少しずつ見つかっている。

モノを売るでもなく、人が集まる事でもない。

そしてこのスモークチーズとの関連も全くないプロジェクト。

僕にとっては大きな挑戦でもある。

10数年前から温めていた考えをこのタイミングで行える事。

そしてそういう環境にある事に感謝しなければならない。

世の中が疲弊し、ニュースを見れば見るほど荒んでいくように感じるし、

コロナウィルスの影響はどんどん脅威を増しているようにも思える。

しかし、運転中に窓を開ければこの季節らしい感じを受け取れる。

その瞬間に、このプロジェクトには大きな熱量で取り組もうと改めて感じる。

毎回紹介している音楽で僕の生きてきた年代がわかると思う。ジェネレーションXと呼ばれる世代だ。イギリスとアメリカの音楽に影響されつつ、オルタナティブという当時新しく生まれたジャンルに惹かれて行った。特にメッセージ性の強いモノ、そして意味のあるモノを好む。今回考えているプロジェクトもメッセージ、そして大きな意味のあるモノになる。

コラム 2020 11/13

熱量

先日久々に後輩の店を訪れた。

元々、酒屋なのだが飲食ができるよう改装した店だ。

中庭には焚き火ができるようになっていて、そこでも飲食が楽しめる。

沢山の話をしている最中、ふと昔の自分を思い出した。

休みもとらずに、夜中の3時頃まで一生懸命に働く姿と共に

「何かやってやるぜ」という物凄い熱量を持っていた。

かつての自分を振り返った時、明け方に近い時間まで店にいて

「やってやるぜ」と常に思っていた事を思い出す。

その後輩から、弊社のチーズとお酒、

そして葉巻を組み合わせたセットを販売したいという話を頂いた。

周辺に集まる人々を巻き込んで出来上がっていくような

ムーブメント。これは楽しい仕事だ。

僕が今考えているプロジェクトはスモークチーズとは全く関係のない分野だ。

しかし10年近く温めてきたアイディアで、

昔のように、そして彼のように物凄い熱量で取り組んでみたい。

時折思う事は、ただガムシャラにというのではなく余分なものを取り去ってシンプルにしていくと本質が見えやすくなるような気がしている。僕自身も昔と同じ熱量を今でも持っているけれども、もっと本質が見えやすくなるように考えたいと思っている。この曲はNIRVANAのドレミという曲のカバー。ギターのみで聴くと、何か違う世界が見えてくるように同じ事をやってもその二面性を感じるようなそんな事を意識しながら新しい事に取り組みたいと思う。

コラム 2020 8/26

人と違うやり方をするには

勇気も必要であるが、自分自身を信じて

貫く意外道はない。

今起きている社会的な現象や

様々な事を考えても、様々な所で二極化が起こっていると思う。

数年前のある時から

企業の立ち位置というものが変わった。

ただ儲けるという主義から、

どの様に社会に貢献し利益を得るかという様な変化だ。

それは社会におけるルール変更とでもいうのだろうか。

今、僕は2つの大きなプロジェクトを進めている。

どちらもコロナウィルスの影響がなければ

もっと後に考えていたプロジェクトだ。

一つは、一人では進めれない事で

協力者を探している段階。

もう一つは、自社製品のブランディングに関わる事で

自分自身の成功、失敗の中から

ある感覚を呼び起こして少しずつ進めているので

具体的に進んで行った時には

こちらのブログにも書かせて頂きたいと思う。

新しい事、人とは違うことというのは

なかなか理解されない事が多い。

しかし、それを貫く事ができれば

将来、一つのカタチになる。

そう思いながら進めている。

映画LIFEより。LIFE誌のスローガンは「To see the world,Things dangerous to come to,To see behind walls,To draw closer,To find each other and to feel.That is the purpose of life.」

「世界を見よう、危険でも立ち向かおう、壁の裏側を覗こう、もっと近づこう、もっとお互いを知ろう、そして感じよう、それが人生の目的だから。」

映画の途中でデビッドボウイのSpace Oddityが使われている。数年前に観た映画で、ここ数年観た映画の中で心に響くものがあった。

コラム 2020/8/5

僕らが生きてきた時代

庭に生える雑草と格闘しながら思うのは、

永久も半ばを過ぎたという事実。

身体にもいろいろな変化があり、昔とは違う。

僕らが生きてきた時代は

今の世の中と比較して大雑把に言うならば

乱暴であり雑であったが人間味のある時代だったと思う。

僕らの世代に最も影響を与えたロックというジャンルは、

その生き方の状態を強く植え付けた。

既製の社会体制、政治体制に対して反対し、変革しようとする力。

これが生きていく中で最も大きな比重を占めていた。

僕らよりも1世代上の方々の方が、

もっとその意識が高いのかもしれない。

1970年代フラワームーブメント、ヒッピーの台頭。

1967年生まれの僕は後にこのヒッピーについて興味を持った。

80年代、音楽はキャンディーポップの時代。

「売れるもの」として商品化された。

90年代、ニルヴァーナの登場

「商業主義はもう終わりだ」とライヴで語り

それまでの煌びやかなスターという商品達を葬った。

ボロボロの服を身に纏い、

世の中の一部をアップグレードさせた事。

絶大な影響力を持ち、リーダーであるカートコバーンは

27歳で自殺した。

「世代」というのは、こういう背景をリアルタイムで

見て、感じてきたタイムラインだと思う。

これは性格や考え方にまで影響してしまう。

今、20代の人には20代の、

30代の人には30代のタイムラインがあり

この年代の人達に50代のタイムラインを話してもわからないし、

僕らが20代の人達の

リアルなタイムラインを聞いてもピンとこない。

ただ、今起きている事は

全世界、全年代の生きている人達に共通している。

そして、このコロナウィルスが世界を変えてしまった事。

それをリアルタイムで見ているのだ。

ものすごく小さな世界である僕らの業界でも

試食販売の禁止、施設によっては対面販売の禁止

そんな事態にもなっている。

ネットを見れば、そしてテレビを見れば

様々な情報が飛び交い、どれが本当かもわからない。

しかし、

起きてもいない未来に対して不安ばかり抱えていても

仕方がない。

変わりゆくものの中にいて

日々、その事に水の流れのように対応する。

しかし、

自分自身という一番大切なものを置き去りにしないように。

パンクロック、グランジ、オルタナティブ、ブリッドポップ

様々なジャンルの暴れまくった僕と同年代のミュージシャンが

今になって共通して言っている事は「愛」だと気づく。

元ミッシェルガンエレファントのチバユウスケ さんの言葉を借りるなら

愚痴ってばっかいねえで愛で塗りつぶせと言った表現だ。

急速に秩序やルールが変更されてしまう世界。

映画を観ているような毎日。

そんな中で、僕らの世代ができるちっぽけな何かはないだろうか。

ボブ・マーリーのRedemption Song。「恐れるなかれ」とこの曲は伝える。そして「あなたの存在は、世界の大国、破壊力、悪によって左右されてはならない。あなたの目的は権力者ではなく、全能の神によって形作られる。あなたのヒーロー達は亡くなるかも知れない、あなたは抑圧されるかも知れない、間違ったことが起こるのを阻止できないと感じるかも知れないが、宇宙はそれよりも大きい。この曲に参加するんだ。あなたはその心と魂を解放させる力を持っている。あなたは贖われるだろう」歌っているのは、様々なミュージシャンに影響を与えてきたザ・クラッシュのJoe Strummer