コラム 2020 8/26

人と違うやり方をするには

勇気も必要であるが、自分自身を信じて

貫く意外道はない。

今起きている社会的な現象や

様々な事を考えても、様々な所で二極化が起こっていると思う。

数年前のある時から

企業の立ち位置というものが変わった。

ただ儲けるという主義から、

どの様に社会に貢献し利益を得るかという様な変化だ。

それは社会におけるルール変更とでもいうのだろうか。

今、僕は2つの大きなプロジェクトを進めている。

どちらもコロナウィルスの影響がなければ

もっと後に考えていたプロジェクトだ。

一つは、一人では進めれない事で

協力者を探している段階。

もう一つは、自社製品のブランディングに関わる事で

自分自身の成功、失敗の中から

ある感覚を呼び起こして少しずつ進めているので

具体的に進んで行った時には

こちらのブログにも書かせて頂きたいと思う。

新しい事、人とは違うことというのは

なかなか理解されない事が多い。

しかし、それを貫く事ができれば

将来、一つのカタチになる。

そう思いながら進めている。

映画LIFEより。LIFE誌のスローガンは「To see the world,Things dangerous to come to,To see behind walls,To draw closer,To find each other and to feel.That is the purpose of life.」

「世界を見よう、危険でも立ち向かおう、壁の裏側を覗こう、もっと近づこう、もっとお互いを知ろう、そして感じよう、それが人生の目的だから。」

映画の途中でデビッドボウイのSpace Oddityが使われている。数年前に観た映画で、ここ数年観た映画の中で心に響くものがあった。

コラム 2020/8/5

僕らが生きてきた時代

庭に生える雑草と格闘しながら思うのは、

永久も半ばを過ぎたという事実。

身体にもいろいろな変化があり、昔とは違う。

僕らが生きてきた時代は

今の世の中と比較して大雑把に言うならば

乱暴であり雑であったが人間味のある時代だったと思う。

僕らの世代に最も影響を与えたロックというジャンルは、

その生き方の状態を強く植え付けた。

既製の社会体制、政治体制に対して反対し、変革しようとする力。

これが生きていく中で最も大きな比重を占めていた。

僕らよりも1世代上の方々の方が、

もっとその意識が高いのかもしれない。

1970年代フラワームーブメント、ヒッピーの台頭。

1967年生まれの僕は後にこのヒッピーについて興味を持った。

80年代、音楽はキャンディーポップの時代。

「売れるもの」として商品化された。

90年代、ニルヴァーナの登場

「商業主義はもう終わりだ」とライヴで語り

それまでの煌びやかなスターという商品達を葬った。

ボロボロの服を身に纏い、

世の中の一部をアップグレードさせた事。

絶大な影響力を持ち、リーダーであるカートコバーンは

27歳で自殺した。

「世代」というのは、こういう背景をリアルタイムで

見て、感じてきたタイムラインだと思う。

これは性格や考え方にまで影響してしまう。

今、20代の人には20代の、

30代の人には30代のタイムラインがあり

この年代の人達に50代のタイムラインを話してもわからないし、

僕らが20代の人達の

リアルなタイムラインを聞いてもピンとこない。

ただ、今起きている事は

全世界、全年代の生きている人達に共通している。

そして、このコロナウィルスが世界を変えてしまった事。

それをリアルタイムで見ているのだ。

ものすごく小さな世界である僕らの業界でも

試食販売の禁止、施設によっては対面販売の禁止

そんな事態にもなっている。

ネットを見れば、そしてテレビを見れば

様々な情報が飛び交い、どれが本当かもわからない。

しかし、

起きてもいない未来に対して不安ばかり抱えていても

仕方がない。

変わりゆくものの中にいて

日々、その事に水の流れのように対応する。

しかし、

自分自身という一番大切なものを置き去りにしないように。

パンクロック、グランジ、オルタナティブ、ブリッドポップ

様々なジャンルの暴れまくった僕と同年代のミュージシャンが

今になって共通して言っている事は「愛」だと気づく。

元ミッシェルガンエレファントのチバユウスケ さんの言葉を借りるなら

愚痴ってばっかいねえで愛で塗りつぶせと言った表現だ。

急速に秩序やルールが変更されてしまう世界。

映画を観ているような毎日。

そんな中で、僕らの世代ができるちっぽけな何かはないだろうか。

ボブ・マーリーのRedemption Song。「恐れるなかれ」とこの曲は伝える。そして「あなたの存在は、世界の大国、破壊力、悪によって左右されてはならない。あなたの目的は権力者ではなく、全能の神によって形作られる。あなたのヒーロー達は亡くなるかも知れない、あなたは抑圧されるかも知れない、間違ったことが起こるのを阻止できないと感じるかも知れないが、宇宙はそれよりも大きい。この曲に参加するんだ。あなたはその心と魂を解放させる力を持っている。あなたは贖われるだろう」歌っているのは、様々なミュージシャンに影響を与えてきたザ・クラッシュのJoe Strummer

コラム 2020/7/28

山の中に暮らしていると、街では起こらない現象を見る事ができます。

今の時期は蛍が網戸にしがみ付いて光っていたり、

庭に鹿がいたり、蛇の抜け殻は今年3回も庭に転がっていました。

雷が鳴れば、天体ショーのように稲妻が炸裂し、

爆弾が落ちたのかと思うような轟音が響き渡ります。

猛禽類などの鳥類も訪れ、時折落としていく羽を帽子に挟みかぶっています。

自然の豊かな環境で暮らす事は、

本来の人間を取り戻すきっかけになるような気がしています。

さて、このブログはスモークチーズとスモークベーコンを製造販売している

ミツマル燻製所のブログですが、

トップページに記載しているように、私たちは様々な事を長年専門にやってきたスタッフの

集合体でもあります。

一般的には、主体事業の宣伝や新商品のお知らせなどに使うのでしょうが

今日から、自分達はどんな奴で、どんな夢を持っていて、何がしたいのか。

そういう事をおりまぜながら更新をしていきたいと思っています。

きっと僕らが挑戦したい事は、丸い穴に四角い杭を打ち込むような事。

誰もやらなかった事を理論的にそして自然にやっていきたいと思っています。

パンデミックという今まで経験した事のない事態。

変わる世界や秩序。

外出を自粛する中で、本当の自分に向き合えた方もいる事と思います。

もはや今までの常識が通用しない世の中になるのかもしれない。

それ以外にも、温暖化の問題や様々な自然現象、

ストレスを抱える社会。

そんな事に対して自分達が微力であっても、何か貢献できる事はないだろうか。

何かが変わる時には、小さなサインがあるのかもしれません。

もしかしたら、この記事があなたにとっての小さなサインになるのかもしれません。

何しろ、スモークチーズを製造している会社のブログをたまたま目にした訳ですから。

ですから、このような記事を上げる時、

本ブログ内に「風が吹いたらそれが合図だ」というカテゴリーを作り掲載して参ります。

時折、ミュージックビデオをユーチューブから引用します。今日掲載するRising Appalachiaは、主流の音楽業界から独立しクラウドファンディングを使い資金調達し活動をしています。スローミュージックムーブメントという用語を用い、様々な非営利団体などとも行動を共にしています。説明はできませんが、何処かに自分達がやっていきたい事が見え隠れするような気がしているので引用します。