熱量
先日久々に後輩の店を訪れた。
元々、酒屋なのだが飲食ができるよう改装した店だ。
中庭には焚き火ができるようになっていて、そこでも飲食が楽しめる。
沢山の話をしている最中、ふと昔の自分を思い出した。
休みもとらずに、夜中の3時頃まで一生懸命に働く姿と共に
「何かやってやるぜ」という物凄い熱量を持っていた。
かつての自分を振り返った時、明け方に近い時間まで店にいて
「やってやるぜ」と常に思っていた事を思い出す。
その後輩から、弊社のチーズとお酒、
そして葉巻を組み合わせたセットを販売したいという話を頂いた。
周辺に集まる人々を巻き込んで出来上がっていくような
ムーブメント。これは楽しい仕事だ。
僕が今考えているプロジェクトはスモークチーズとは全く関係のない分野だ。
しかし10年近く温めてきたアイディアで、
昔のように、そして彼のように物凄い熱量で取り組んでみたい。
時折思う事は、ただガムシャラにというのではなく余分なものを取り去ってシンプルにしていくと本質が見えやすくなるような気がしている。僕自身も昔と同じ熱量を今でも持っているけれども、もっと本質が見えやすくなるように考えたいと思っている。この曲はNIRVANAのドレミという曲のカバー。ギターのみで聴くと、何か違う世界が見えてくるように同じ事をやってもその二面性を感じるようなそんな事を意識しながら新しい事に取り組みたいと思う。